皮下脂肪との違い

脂肪が付く場所の違い

文字通りの意味で、内臓脂肪は内臓周りに付く脂肪のことをいい、皮下脂肪は表皮・真皮のすぐ下に付く脂肪のこといいます。なので、外面でわかるのは皮下脂肪、どの程度付いているか見た目ではわからないのが内臓脂肪となります。

皮下脂肪が余りなくても内臓脂肪が多い場合もあり、その状態のことを「隠れ肥満」といいます。

役割の違い

内臓脂肪の大きな役割というのは、内蔵を固定する為の腹膜を助けることで、空腹時の即戦力エネルギーになり、そして、皮下脂肪は体外との温度差を和らげる保温機能が大きな役割になるため、緊急時のエネルギー貯蓄庫となります。

身体に与える影響

内臓脂肪は空腹時の即戦力エネルギーになるので、通常、貯まりやすく落ちやすい脂肪ですが、急激な増減は血液中の脂分のバランスが崩れ、生活習慣病を引き起こしやすくなってしまいます。

逆に皮下脂肪は、付きすぎると体重も増えるため、膝や関節に負担がかかりますが、命に関わるような事態になることは少ないと言われています。しかし、皮下脂肪が多い人はその役割から内臓脂肪も多いと考えられます。

内臓脂肪と皮下脂肪の関係

「役割の違い」で説明したように、内臓脂肪は即戦力エネルギー・皮下脂肪は緊急時のエネルギー貯蓄庫になります。

皮下脂肪が使われるのは、内臓脂肪からエネルギーを捻出できなくなった場合になるため、一般に内臓脂肪は貯まりやすく落としやすい、逆に皮下脂肪は貯まり難く落としにくいと言われています。ダイエットなど、見た目を考えると皮下脂肪を落とすことを目的とすることが多くなると思いますが、皮下脂肪を落とすには即戦力になるエネルギーを持つ内臓脂肪から落とす必要があります。

つまりは内臓脂肪と皮下脂肪の両方を指す「体内脂肪」を落とす必要があるといえます。